いま、求められるエネルギー
有機ランキンサイクル(ORC)発電システム

「ターボデン社は、1980年当時ミラノ工科大学教授であったMario Gaia(現ターボデン社名誉会長)がベンチャービジネスとして立ち上げたORC(Organic Rankine Cycle:有機ランキンサイクル)タービンメーカーです。 1984年に初号機となる40kW級ORC発電ユニット(太陽熱発電向け)をオーストラリアに納入して以降、欧州のバイオマスプラント向けを中心に、工場排熱の回収や地熱プラント向けなど、全世界にて実績を重ねてまいりました。 2013年より三菱重工業のグループ会社となり、日本国内のお客様にも環境に優しいソリューションとしてORC発電ユニットを提案しております。
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有機ランキンサイクル(ORC)
発電システムについて
技術的な特長
- ● 高いサイクル効率と非常に高いタービン効率を実現
- ● タービンの周速度が低速のため、機械的ストレスが低減
- ● タービンの回転数が低く、減速機なしで発電機と直結駆動可能 (ただし、連系条件による)
- ● タービン膨張域で湿り域に入らないため、翼が浸食しない
オペレーションの特長
- ● 起動停止がシンプルで自動連続運転が可能
- ● 信頼性に長けている
- ● 高い稼働率(98%以上)で運転
- ● 最低負荷10%まで連続運転が可能
- ● 高い部分負荷効率を実現
- ● メンテナンスコストが低減
- ● 高寿命

ORCの主要構成部品
流量変動や温度変化に関わらず、ORCは定格出力の10%負荷まで連続運転を継続することが可能です。 これは蒸気タービンにはない大きな特長です。

納入実績
世界49カ国に合計台数417※台(総容量約794.5MW)、豊富な実績を有しております。
日本では建設中のものを含めて6台の実績がございます。


ORCアプリケーション

