松本拓生

海外に駐在し、最初は文化や言葉の違いに戸惑っていたが、今ではむしろその環境を楽しんでいるという松本さん。ビジネスの考え方まで違う中国で機械設備の拡販に日々奮闘しているそうです。そんな松本さんにDJKを選んだ理由や海外で働く面白さや難しさについて語ってもらいました。

今は会社で
どのような仕事を
しているのですか?

日本時代は、スーパーやコンビニにあるプラスチック製食品容器(お弁当やお肉、納豆や豆腐など)を製造する真空成形機という設備の営業を担当しており、現在は中国でその設備の拡販をめざし奮闘しています。日本人口の10倍がいる中国で日本人の担当は私一人、北・東・南の地域の現地スタッフと共に、中国のローカル企業への営業を行っています。ローカル企業には「安い中国製」、「高い日本製」という意識が強くあり、日本と同様のPRの仕方では購入まで至らないため、設備を導入することによる利益の向上や今後の市場性などを交えながらメリットを説明するなど、採用して頂く工夫を毎日考えています。

数ある企業(商社)の中から
第一実業への入社を決めた
理由を教えてください。

就職活動当初から商社志望ではありましたが、どちらかというと「食品(特にお酒やチョコレートなどの嗜好品)」を扱う商社を目指していました。その中で第一実業の会社紹介や面接を受けたところ、「他社とは何か違う」という印象を受けました。独立系商社だから自由に営業ができそう、海外拠点が多く早いうちから海外勤務ができるだろうという程度で面接を受けていきました。そのような中、一番の決め手は最終面接前に「内定が出たらぜひ弊社に来てほしい」と当時の採用担当から言われたことです。他の企業でも同時期に最終面接に進んでいましたが、第一実業ほど熱く言われたところはなく、採用担当の熱意に引き込まれ入社を決めました。

海外現地で働く
面白さや難しさは
どのようなところですか?

言葉が通じない、移動手段が分からない、おいしいものはどこで食べればいいか分からない、そのような環境で徐々に言葉を覚え、地理を覚え、おいしいお店を探し出していくことは、ある意味ロールプレイングゲームに通じるものがあり、非常に面白いと感じます。覚えたての言葉が通じ始め、中国語うまいね、などとお世辞にも言われるとうれしくなります。ただ、やはり商習慣が大きく異なり、訪問のアポイントを取っていたとしても、当日ドタキャンや、約束時間に訪問しても不在等、日本の客先ではありえないことも度々あります。また、様々な場所で英語が通じません。駐在当初はホテルで英語が通じず領収書がもらえなかったりと、非常に苦労しました。もちろんお客様との会話は中国語がメインなので、どれだけ商材の知識があっても、自分だけでは仕事ができないことを痛切に感じます。

駐在国と日本の違いは
どんなところですか?

中国上海に住んでいますが、上海は日本人駐在者が非常に多く、家や会社の近辺でも日本食に困ることはありません(日本食屋は非常に多いです)。ただし、ひとたび営業でお客様の工場に行くと、周囲は工場か畑、英語も通じない、料理屋は多いけどどのような料理か分からない、ということは頻繁にあります。ただ、これも言葉を多少覚えていけば何とかなるので、「文化や環境の違いから日本に帰りたい」と思ったことはありません。食事に関しては、積極的に営業先の地域の中華料理や特産品を食べていますが、おいしいものが多いです。中国は広く、文化も料理も言葉も違うので、その地方ごとの違いを学ぶことも楽しみの一つです。

海外に行ってみて
分かったことや、
気づきを教えてください。

中国に関して言えば、日本で見聞きするニュースほど日本人に対してネガティブな印象はなく、むしろ挨拶だけでも中国語で話しかけるとその10倍ぐらい話しかけてきます。順番をまもらない、道端にごみを捨てる、場所によってはトイレがものすごく汚い、などの部分もありますが、私はすぐに気にならなくなりました。むしろ小さい子ども連れには非常にやさしい(日本よりも電車で席を譲ることは多い)、スマホアプリが非常に便利で、ほとんどの支払いはスマホ、外食の宅配も非常に多くて簡単、など日本よりも住みやすい部分もあります。スマホ決済は本当に便利で、財布を忘れることもしばしばあるぐらいです。話を聞くだけの中国と、行って住む中国とでは大きく違うと感じています。

このインタビューを
読んでいる学生の方へ
メッセージをお願いします。

第一実業に興味がある方は海外勤務をしたい方が多いかと思います。第一実業では海外勤務のチャンスは多いですが、「海外勤務」はこのグローバル社会の中ではより一層普遍的なことになり、目的ではなく「自分のやりたいことの手段(もしくは通過点)」の一つになっていくと思います。私も入社時は海外勤務がしたい、ただ機械には大して興味もない、という状態でしたが、仕事を進めるうちにやりたいことを多く見つけることができるようになり、今は海外で機械の営業を楽しく(時には辛く)やっています。当社はやりたいことを見つけやすい会社だと思いますので、数ある企業の中から第一実業を選び入社いただいた際には、みなさんと会いできることを楽しみにしております!

プロフィール

  • 松本拓生
  • TAKUO MATSUMOTO
  • 上海一実貿易有限公司
    華東華北産機部
  • 2008年入社
  • 外国語学部卒

一日のスケジュール

08:00
出社・営業車で出発
08:30
取引先をホテルにてピックアップ
10:00
嘉興(上海の南)客先訪問・商談
12:00
商談終了
12:30
近辺の日本食屋で昼食
13:55
嘉興南駅より高鉄(新幹線)で金華駅に移動
15:18
金華駅着
15:40
ナショナルスタッフがタクシーの行先を間違える
16:30
客先工場見学(客先社長不在)
17:20
客先社長と社長の家の近辺の喫茶店で面談
18:10
商談終了
19:22
金華駅より高鉄で上海虹橋駅に移動
21:20
上海虹橋駅着
22:00
取引先宿泊ホテル近辺の日式居酒屋で懇親会
23:30
帰宅

社会人お薦めグッズ

お気に入りの手帳。
商談内容のメモは必須なので、どれだけ使いやすく慣れているかがポイント。

一問一答

  • Question
    語学はいつから
    勉強していましたか?
    Answer
    大学(ただし、フランス語学科なのに今は中国)
  • Question
    大学時代の
    サークルや部活は?
    Answer
    硬式テニス部
  • Question
    商社で働くことの醍醐味は?
    Answer
    出会いの多さ、
    できることの多さ
  • Question
    第一実業のここがスゴい!
    Answer
    したい!と思うことを、
    年齢関係なく割とできる
  • Question
    モチベーションを
    あげるコツは?
    Answer
    自分のやりたいことを
    常に持つ、あとお酒
  • Question
    将来の夢は?
    Answer
    ①仕事:現担当商材の世界拡販(組織立上)
    ②プライベート:引退後、奥様と一緒に世界中旅行
  • Question
    お休みの日は
    何をしていますか?
    Answer
    上海でテニスサークルと自転車サークルに所属しそれらの活動、時間が許す限り中国語学校で勉強。
  • Question
    おススメ商社マン(社会人)グッズは?
    Answer
    お気に入りの手帳。
    商談内容のメモは必須なので、どれだけ使いやすく慣れているかがポイント。