PLANT ENERGY
BUSINESS

プラント・エネルギー事業

可能性広がる産業発展を
根底から支える

プラント・エネルギー事業本部では、石油・化学、二次電池、エネルギー、製紙・製鉄の分野において、各種設備や装置、システム等を提供しています。近年は、バイナリー発電やバイオマス発電等、次世代に必要不可欠となる再生可能エネルギー分野にも注力。常に時代の一歩先を読み、機械・技術・サービスが一体となった高度なソリューション提案で、日本の産業発展を根底から支えている部門です。

SARUWATARI YUJIRO 猿渡 雄二郎 プラント・エネルギー事業本部 エナジ―システム第一部 2005年入社 工学部 電気工学科 卒SARUWATARI YUJIRO 猿渡 雄二郎 プラント・エネルギー事業本部 エナジ―システム第一部 2005年入社 工学部 電気工学科 卒

ビジネスの最先端を
提供する

日本へ、海外へ。私は繰り返し充電して使用できる二次電池の製造装置の販売を担当しています。お客様は国内外の大手電気メーカーが中心。製造装置も、日本のみならず世界のメーカーから、お客様のニーズに最適な製品を仕入れています。グローバルにビジネスを動かしていくことができるのは、DJKで働く魅力であり、強みです。近年、環境への配慮や資源の有効活用という観点から、電気自動車や太陽光の蓄電に使う二次電池の需要が非常に高まっています。それだけに、電池業界は新エネルギー産業と言われるほど成長が目覚ましく、世の中で今、活況を帯びている産業の一つだと感じています。メディアからの注目度も高く、私たちが依頼を受けて商談を進めているお客様の設備投資計画が、新聞に掲載されることもたびたびあり、「自分がビジネスの最先端に身をおいている」ことを実感できます。今、この業界が海外で一番熱い国は中国、次がヨーロッパ。ゆくゆくは海外拠点に身を置き、このビジネスの可能性を広げていきたいと考えています。

メーカーと
オリジナル製品をつくる

商社は今あるものを右から左へ売るビジネスだと思われがちですが、私たちは何もない状態から、「製品やサービスをつくって売る」ということを手がけています。特に二次電池の製造は新領域の分野ということもあり、「DJKで新たに設備をつくってくれないだろうか?」とお客様から相談を受けることが多く、そのような時は仕入先メーカーと協力して、新しい設備をつくり出します。この設備開発というのは、生みの苦しみがすごく大きいのですが、完成すると「自分が開発をプロデュースした装置」という愛情が湧き、ものすごくやりがいがあります。プロデュースした設備が高い評価を得られれば、他のお客様にも売れる可能性があるため、後々まで大きな楽しみがあります。このようにして量産化し、拡販していくと、もしかしたら社会を変える力になるかもしれません。私は、高機能・低コスト・高品質の二次電池をつくる下支えになれたら嬉しいと思っています。

対応力とプロ魂が
窮地を救う

あるお客様に発電設備のメンテナンスをした時のことです。メンテナンス完了後、復旧しようとしたのですが、起動しないというトラブルが発生しました。もちろんその設備を仕入れたメーカーから技術者が来て調整していたのですが、なかなか復旧できず、数日以内に設備を稼働しなければ、お客様の電気の供給先である電力会社にも損害を与えてしまうという事態に陥りました。これは大変な状況だと私はいち早く察知し、上司や仕入先メーカーに必死にかけあい、海外出張中だったメーカーのエース級の技術者を急遽呼び寄せることができました。彼は、それまでのデータを解析し、ゼロから全て調整し直して2日間で設備を再稼働させました。周りから見たら全部ゼロに戻すなんてあり得ないという状況でしたが、その技術者は見事に成功させたのです。こんなに緊迫するトラブルは滅多にありませんが、プロの技術者魂を間近で見てとても感動しましたね。同時に、関係者が一丸となったスピーディな対応力に、失墜しかねなかったお客様との信頼関係をより強固なものにすることができました。

(2019年12月当時のインタビュー内容です)

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