Message from the
President & COO
社長メッセージ

生産現場に寄り添ったソリューションの創造で継続的に価値を提供し、
「次世代型エンジニアリング商社」の実現にまい進していく

当社は、産業機械メーカーとモノづくりメーカーをつなぎ、さまざまな産業分野のお客様に最適な生産設備とソリューションを提供している総合機械商社です。1948年の創立以来、さまざまな分野に事業を展開し、売上げの50%超を海外であげるグローバル企業へと成長しました。

こうした成長の原動力となったのは、営業とエンジニア、そしてコーポレート部門が一体となり、お客様と同じ視点で最適解を考え、組み立てていく、当社の社風だと考えています。生産現場に近いところから発想することで、型通りの市場調査や業界研究からは生まれない、生産現場に寄り添ったソリューションを創造し、事業を発展させてきました。

この強みをさらに伸ばし、新しい時代を担う総合機械商社として一層の飛躍を目指そうと、2022年、新たな経営理念と2030年のあるべき姿を見据えた成長戦略「V2030」を策定しました。「人をつなぎ、技術をつなぎ、世界を豊かに」をミッションとし、ビジョンとして「次世代型エンジニアリング商社」を掲げています。当社独自のエンジニアリング機能を核として継続的に価値を提供し、グローバルにお客様の成長と持続可能な社会の実現に貢献する。それが、私たちの目指す「次世代型エンジニアリング商社」です。

「V2030」の最初の3年間は順調に業績を伸ばすことができ、当社は今、次の成長へ一歩踏み出す重要な時期にあります。そのタイミングで前任の宇野社長から経営のバトンを託され、2025年4月、代表取締役 社長執行役員 COOに就任いたしました。「V2030」の着実な実行と成長の加速は、新社長として必須の任務だと考えています。

次の成長を確かなものとするべく、さまざまな施策を推し進めています。特に「エンジニアリング機能の強化」は重要で、人材の育成・増強に力を入れています。グローバルサウスの成長を取り込んでいく海外戦略も、重要なテーマです。さらに、積極的に投資を実行し、グループ子会社の拡充を図ろうとしています。そのために業務提携を含むさまざまな投資を想定しており、より効率的・戦略的にソリューションを提供できる、グループ体制を構築していきます。また、生成AIやRPAを活用し社内業務の効率化と、新規事業の創造を目指していきます。

商社である当社事業の発展において、お取引先様、従業員、株主、社会といったすべてのステークホルダーの皆様からの「信頼」は不可欠であり、皆様との信頼関係こそが最も重要なリソースだと考えています。「DJKと仕事をしてよかった」「DJKは信頼できる会社だ」と思っていただけるよう、全力を尽くしてまいります。

代表取締役 社長執行役員 船渡雄司