成長戦略「V2030」

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長期ビジョン・中期経営計画説明(決算説明資料より抜粋)

中期経営計画「FACE2021」の振り返りの中で、社会・事業環境において大きな変革が続く昨今の状況を踏まえ、企業運営の抜本的な見直しと、より長期的視野に立った戦略立案の必要性をこれまで以上に認識いたしました。そこで、当社の存在価値や使命は何であるかをいま一度見直すこととし、社会から求められる考え方への対応も含め、新たな経営理念と2030年のあるべき姿を見据えた成長戦略「V2030」を策定いたしました。

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基本戦略

1. 積極的な投資
  • ビジネス拡大・強化・創出や社会課題の解決に向けた投資
2. PL経営+BS経営
  • 資本効率の改善で中⾧期的に収益を生み出す経営基盤の構築
3. マルチステークホルダーを意識した経営
  • 重要課題への取り組みを通じた持続可能な社会の実現
4. モノ売りから「モノ✕コト」売り
  • サービスの埋め込みビジネス提案、サブスクモデル等
5. グローバルの成⾧を取り込む
  • 外国籍企業との取引拡大
6. DX推進
  • 圧倒的な生産性の向上と革新的なビジネスモデルの創出

定量目標(連結)

売上高 営業利益 ROE
3,000億円 150億円 → 180億円 10% → 10%以上

中期経営計画「MT2024」の最終年度に当初目標としていた営業利益150億円を達成したことを受け、新たに営業利益目標を180億円に引き上げました。
エンジニアリング機能の強化により、複雑なプロジェクトを積極的に取り込み、当社の付加価値を高めて行くことで営業利益率を6%に向上させることで達成を目指します。
また、ROEの目標値も10%から10%以上としました。

マテリアリティ

当社は成長戦略「V2030」の目指す姿を明確化し、経営戦略との一体化を図ることを目的としマテリアリティの見直しを行いました。これら5つのマテリアリティの取り組みを通じて、社会的価値・経済的価値の創出を実現していきます。

マテリアリティ 「V2030」の目指す姿
ものづくり現場における
新たな価値の創造
徹底した現場主義により顧客ニーズを発掘し、
社会課題の解決につながる新たな価値を提供している。
エンジニアリング機能強化による
ソリューションの高付加価値化
当社のミッションである、人と技術をつなぐインテグレーション機能を発揮させ、
ものづくりを中心としたお客様の現場で、圧倒的な存在価値が認められている。
働く環境の整備と多様な人材の
確保・育成
誰もが安心して働ける環境と、多様性・包摂性を尊重する企業風土で育まれた
社員一人一人の強みが、組織全体の強みにつながり、創造的進化を続けている。
気候変動への取り組みと
サプライチェーンマネジメント
地球温暖化をはじめとするさまざまな社会課題の解決に向けた取り組みを、
サプライチェーン全体との協業により推進している。
ガバナンスの拡充 事業環境の変化に機敏に対応するグループ経営体制を構築し、
効率的かつ健全で透明性のある、ゆるぎないガバナンス体制を維持・強化している。