PHARMACEUTICALS
BUSINESS

ファーマ事業

医薬品製造を支え、
社会に貢献する

ファーマ事業本部は、主に医薬品の分野において、検査装置、包装機械、製剤機械等を提供しています。中でも市場シェアの80%を占める錠剤外観検査装置は、グループ会社の第一実業ビスウィル(株)などの装置メーカーとともに製造・販売し、医薬品製造における複数の製造工程に対して、高付加価値なソリューションを提供しています。また、新薬の開発段階から世界最先端の情報・技術を提供し、広く社会に貢献しています。

USHIROKU TSUGU 後宮 嗣 ファーマ事業本部 ファーマシステム第一部 2012年入社 国際学部 国際学科 卒USHIROKU TSUGU 後宮 嗣 ファーマ事業本部 ファーマシステム第一部 2012年入社 国際学部 国際学科 卒

人の命を守る使命がある

医薬品は命に直結する製品です。製造工程におけるわずかなミスや間違いがあれば、患者様に甚大な影響を及ぼしてしまいます。そのため、必然的にお客様の設備導入に関わる意識も高く、あらゆることに正確性が求められます。製薬業界にはガイドラインや準拠しなければいけない規定が山ほどあり、私たち営業担当はそれらの規定に基づいた提案を行わなければなりません。しかし、ガイドラインや規定は時代のニーズに合わせ変わっていきます。世界で最初に変わるのはヨーロッパやアメリカで、生産設備においても最先端の技術を持っています。だからこそ、私たちがその情報をいち早く入手し、お客様に提供することは、大変付加価値が高いものとなります。私たちは、高度な専門的知識と世界の最先端の情報を武器に、緻密な戦略を立案し、製造設備を製作・納入しています。その結果、多くの患者様に貢献しているという実感を持つことができるのが最大の魅力です。

薬をつくる人の命も守る

医薬品の生産設備は特殊性が極めて高く、製造する医薬品も多種多様なため、既製品ではまかなえません。私たちは、仕入先メーカーの協力を得て、形状やサイズ、操作性を事細かに調整し、製品にあわせた生産設備をイチからつくり上げていきます。生産設備の開発においては、製品への異物混入などが起きないようなものにすることはもちろんですが、生産現場で働く製造オペレーターの安全と命を守るという視点も絶対に欠かせません。万一、製造オペレーターが加工時に飛散した医薬品の一部を吸い込んでしまったら、ひどい副作用を起こしてしまう可能性もあります。私たちは、つくられた製品自体が有害であるという考え方に基づき、安全性を何より大事にしながら生産設備を開発し、お客様の現場に提供しています。そこに身を置く営業は、人の命を守っていることとイコールになりますから、緊張する瞬間も多々あります。ですがやりがいも多く、誇りを持って取り組める仕事です。

私を支えているのは、
人と人とのつながり

入社間もない頃、たまたま展示会に来ていただいたお客様と名刺交換をしました。その後、「欲しい設備があるから」と呼ばれて行ったら、お客様が私のことを気に入ってくれ、初めて設備を販売することができました。さらにその数年後にも「新工場を建てるプロジェクトがあるから提案を」と声をかけてくれました。私は工場長である取締役の方を紹介してもらい、足繁く通って工場長のやりたい理想のカタチを引き出し、最終的に新工場の設備について2時間にわたるプレゼンを行いました。その結果、プレゼンの内容や私の提案スタンスを見て、「お前に決めた」とおっしゃってくださいました。しかも、他社が本命と言われていた中で、製造工程のほとんどの機械を私が提案した通りに導入してくれました。その後、お世話になったお客様は転職されたのですが、転職先でまた私に電話をくれ、最近も大きな案件を受注できました。人と人とのつながりこそが、営業にとっていちばん重要なファクターかもしれません。

(2019年12月当時のインタビュー内容です)

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