INDUSTRIAL
MACHINERY
BUSINESS

産業機械事業

ものづくりの
さらなる発展に貢献する

産業機械事業本部では、樹脂加工設備をはじめ、生産性向上や省力化・省人化に対応する機械設備、各種検査・画像システム、滅菌・衛生設備、防音材など数多くの商品を取り扱っています。また、製造工程における付帯設備や周辺機器とのシステムアップのコーディネートまで、幅広く提案できるのがDJKの強みです。海外での現地調達にも対応し、その事業分野は、家電や住宅設備、食品包装、医療機器、物流資材など多岐にわたっています。

OKUMURA KENICHI 奥村 憲一 産業機械事業本部 産業機械第一部 2009年入社 商学部 国際ビジネスコース専攻 卒OKUMURA KENICHI 奥村 憲一 産業機械事業本部 産業機械第一部 2009年入社 商学部 国際ビジネスコース専攻 卒

日本の基幹産業に関わる
真摯な思い

工場作業員だった父から、「日本はものづくりで発展してきた国だ」と子供の頃から聞いていました。日本の高度経済成長を支えてきた基幹産業に貢献したいという思い、そしてビジネスマンへの憧れもあり、就職活動では機械を扱う商社を志望していました。幸運にもそれが叶い、現在私は、主に工場内で使用される産業機械の提案営業を担当し、その中でも樹脂(プラスチック)の成形・加工機をメインに販売しています。その機械ででき上がる製品は、コンビニで使われる食品トレイや冷蔵庫の内箱まで様々なものがあります。実はみなさんが手にとるプラスチック製品の多くは、DJKが扱っている機械で生産されているのです。私は商社の人間として、仕入先メーカーとお客様の間に立ち、提案から納期管理、アフターフォローまで、関わる全ての人の調整役となっています。お客様の規模は大手だけでなく、中小の町工場もあります。日々、職人さんたちが活躍するものづくり産業に、いかに貢献するかを考えながら仕事を進めています。

世の中にないものを
創造する

私たちが販売する製品は、基本的に同じものはありません。国内外のメーカーからベースとなる製品を探し出し、それをお客様のニーズに合うように改良して提供します。以前、お客様から「製品に特殊な加熱加工をほどこしたい」というテーマを入手しました。ただ、国内にはそれを可能にする装置をつくっているメーカーがなかったため、私はフランスの展示会で出会ったドイツメーカーの装置であればできそうだと思い、お客様におすすめしました。ところが、そのメーカーの装置でさえ、お客様が求める水準の特殊加工はできませんでした。そこで私は、ドイツメーカーの協力をあおぎ、ご要望に叶う新たな装置開発をお客様に提案しました。その後、お客様とドイツメーカーを含めて仕様について話し合いを進め、新しい装置を開発させることができました。納入後、お客様の生産現場で、特殊な加熱加工は見事なまでに成功し、お客様の新たな製品開発に貢献することができました。このようにして世の中にないものを新たにつくり出すことは、大きなやりがいになります。

事業柱をつくる、
という夢がある

今私は、新商材開発・新マーケット開発にも取り組んでいます。少しだけお話しすると、プラスチックでもまた少し異なる複合材の「カーボン」という軽量な素材があるのですが、そのカーボン成形で使われる加工装置を手がけようと考えています。カーボンに目を付けたのは、自動車のEV化による車体の軽量化など、様々な分野で軽量化が求められているため、需要拡大が大いにありえると考えたからです。カーボンは以前からある素材ですが、まだまだ進化させることができる将来性のある素材です。DJKではまだ誰も手がけておらず、カーボン加工について教えてくれる先輩はいないため、自分でイチから調べ準備を進めています。今はまだ、お客様に提案できるレベルにはなっていませんが、いずれはカタチにして、「カーボンのことなら奥村に」と言われるくらいになりたいです。入社して10年以上経ちますが、攻めていく姿勢はずっと持ち続けています。このビジネスを、将来一つの事業部にするのが私の夢です。

(2019年12月当時のインタビュー内容です)

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