AVIATION & SOCIAL INFRASTRUCTURE
BUSINESS

航空・インフラ事業

空の旅・地域の
安全をサポート

航空・インフラ事業部は、航空機の牽引車、乗降時に使用するパッセンジャーステップ車等の特殊車両や空港で使用される機材を、日本の航空会社や各地の空港に提供しています。また、官公庁や自治体向けの特殊救護車、指揮統制車、防災関連機器・機材も取り扱っており、災害対策への取り組みをサポートしています。各種機材は海外から調達し、社内のエンジニアグループが顧客のニーズに応じてカスタマイズするほか、メンテナンス、アフターサービスまで行っています。

SUZUKI JUN 鈴木 惇 航空・インフラ事業部 航空宇宙部 2016年入社 経済学部 経済経営学科 卒SUZUKI JUN 鈴木 惇 航空・インフラ事業部 航空宇宙部 2016年入社 経済学部 経済経営学科 卒

特殊機材を通して
空の玄関口を守る

日本全国の空港で使用される特殊車両や手荷物検査機械などを、アメリカやヨーロッパの海外メーカーから、お客様に最適なものを仕入れて販売しています。お客様は、航空会社や空港関連会社、および空港を管轄する自治体。自治体の場合は入札という特殊な方式で案件を受注するのですが、お客様が民間企業であれ、自治体であれ、日々の営業活動の中で信頼関係を構築することが何より重要です。信頼されれば、航空会社や空港会社から他のお客様をご紹介いただくこともあります。現在、いろいろな会社が特殊車両の分野に参入してきていますが、私には「空港で働く車を全部DJKで手がけ、空の玄関口を守りたい」という強い思いがあり、これを自身のミッションとして掲げています。私が納品した車や機材は、航空機の安全運行や人命にも関わりますので、この仕事の責任は重大です。ですがその分、やればやるほど充実感・達成感があり、年次を追うごとに自分の成長を実感しています。

発想力でプラスアルファを

私が仕事をする上で大切にしているのは、常に誠実に対話し、発想力を持ってお客様のために提案することです。お客様が欲しいアイテムについて、なぜそれが必要なのか、どういうことで困っているのか等を聞く“ニーズの掘り起こし”を徹底的にやります。それを元に自分の持っている情報をプラスアルファとして乗せることが、この仕事にはとても重要だと思っています。というのは、私たちが提供する製品は特殊な機材ですので、すでにあるものをそのまま使うことはほとんどないからです。必要のない仕様は外し、お客様が知らない新しい仕様や運用に関しては、そのメリットを伝えておすすめしています。最終的にお客様には動かし方まで覚えていただけるよう、運転トレーニングをコーディネートするところまで手がけています。車両整備等のメンテナンスは、同じ事業部内にあるエンジニアリング集団であるCSグループに引き継ぎます。競合他社でも同じ部署にエンジニアを抱えてサポートするまでの体制はあまりないと思いますので、これはDJKの強みになっています。

納品した車両で滑走路を走る

この仕事をしていて嬉しいのは、納品の際にお客様から「買って良かった」と言ってもらった時です。また、出張やプライベートの旅行などで空港に行き、自分が納品した“働く車たち”を見ると、感慨深いものがあります。パッセンジャーステップ車(飛行機乗降用の階段が付いている車両)を自分で納品した商品だと思いながら乗降するのは嬉しいものです。さらに、様々な特殊車両に触れられることも貴重な経験だと思っています。構造や仕組みを理解するために、自分で直に触って確認するのですが、私が入社して最初に販売したのは「摩擦係数測定車」。納入時のことは今でも記憶に残っています。この車両は滑走路上の摩擦値が適正かどうかを測るもので、その車のことを学ぶために実際の測定時に乗せてもらえることになったのです。灯火がキラキラと輝く滑走路を、特殊車両で走り抜けた時、これまで経験したことのない体験に気持ちが高まったと同時に、こうした特殊車両を通して、空港の安全と人命が守られていることを実感し、自分の仕事の責任と大きさを認識しました。

(2019年12月当時のインタビュー内容です)

入社6年目に、念願の海外勤務に

学生時代から海外で活躍したい夢があり、入社後も自己申告制度を通じて海外赴任の希望を出し続けていました。その念願が叶い2021年4月から、ドイツのフランクフルトにある海外現地法人「DJK EUROPE GMBH(欧州統括会社)」に赴任しました。ここでは会社全体の事業を扱うため担当業務が幅広く、航空業界のビジネスに加え、現地企業に対して化学、エナジー、自動車関係で様々な商材の提案をしています。未経験の分野への挑戦と新しい人々との出会いで価値観が広がり、成長を実感します。お客様のニーズに対してどのような提案ができるのか、提供できる付加価値は何かを日々真剣に考える毎日です。同時に、人を通じてビジネスの輪が広がることは世界共通だと感じます。約束したことを最後までやり遂げ続けることで信頼関係が築かれることは、日本も海外も違いはありません。新しい商流やビジネスをつくりながら、海外でも「やっぱりMr. Suzukiに頼むのが一番だよね」と言われる存在になりたいです。そして、日本と世界との架け橋となり、グローバルに活躍し続けたいと考えています。

(2021年8月当時のインタビュー内容です)

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