コーポレート部門
DJKビジネスに
不可欠な基盤として
コーポレート部門は、会社運営や事業取引を支える重要なセクションです。主に人事、法務、経理・財務、デジタル戦略、投資推進、国際物流等で構成されています。従来は保守的な業務が多かったのですが、近年は次世代型エンジニアリング商社を目指し、技術者組織の発展・事業投資の推進・グローバルな人材育成・DX推進など、チャレンジングな取り組みが増えています。また、多くの海外拠点を有するDJKではグローバルに業務を行う必要があり、これらはとても難しいですが、やりがいも大きいです。ガバナンス強化を推進しつつ、経営戦略に沿って攻めの活動も行うのが当社コーポレート部門です。
数字で会社を俯瞰する
アメリカに留学した経験から、世界を舞台に多種多様な人と関わる仕事がしたいと考えて、商社を中心に就職活動を行っていました。その中でDJKに入社を決めた理由は、多くの社員が出張や駐在を経験しており、若手にもチャンスが多いことが魅力的だったからです。また、会社訪問で社員にお会いした際、生き生きと仕事をしていて気さくな方が多く、尊敬できる人が多かったのも決め手のひとつです。そのような尊敬できる方々と仕事をすることで、自分も成長できると考えDJKへの入社を決意しました。経理部に配属となり、最初は大雑把な性格の自分に経理業務が務まるのか、不安もありました。しかし、業務を通じて会計や税務の知識など専門的なスキルが身についていくことで、日々の成長を実感し、現在では楽しみながら仕事に取り組んでいます。
総合機械商社であるDJKが取り扱う製品は、金額が億単位に及ぶケースも珍しくありません。海外との取引も多く、国によって税務ルールが異なり、決済方法も多様です。経理担当としてさまざまな取引を経験し、事業の動きとお金の流れを見て、会社を俯瞰して見ることができる点に面白さを感じています。また、営業担当をはじめ他部門から専門的な相談を受けることも多く、支援を行った際には経理部の必要性を実感しやりがいを感じます。
グローバルの数字をとりまとめる
さまざまある経理業務で私が担当しているのは、上場企業に義務付けられている、有価証券報告書や決算短信などの作成・開示業務と、グループ会社の連結決算業務です。開示業務では、決算短信・半期報告書・有価証券報告書の作成に携わっています。自分たちで作成した法定開示書類が、DJKの経営陣や投資家の判断を左右することになるため、責任感をもって業務に取り組んでいます。連結決算業務では連結子会社から財務諸表を入手して、各社の数字を会計基準に基づいて整理し、DJKグループ全体の連結財務諸表の作成に関わる作業や、キャッシュフロー計算書の作成を行っています。連結決算の対象となる約20のグループ会社の中で、私はマレーシア、ベトナム、フィリピンの現地法人を担当しています。グループ会社は国によって事業の特性や税制などが異なり、一つひとつ丁寧に確認を行いながら業務を進めるようにしていました。数字を取りまとめる中で、内容が不明確な取引や経費があった場合には、現地の担当者に確認をとります。これらの経験が自分の成長につながっているのを日々実感しています。
自ら手を挙げてメキシコへ
若いうちから様々な業務にチャレンジさせてくれる社風なので、早く成長できる環境が整っていると思います。これまでインボイス制度や新しい社内基幹システムの導入に伴う説明会を任されて、他部署と連携をしながら業務をやり切ることができました。こうした経験を通じて、経理部内のみならず他部署との連携の重要性を深く理解し、協力しながら業務を進める力を養うことができました。経験を積んでいくと、それを生かして次にまた新しいことにチャレンジできるので、自分の成長を感じることができます。そのような中、海外拠点への駐在をずっと希望していたところ、11月からメキシコにある現地法人への駐在が決まりました。現地では経理だけでなく、財務、人事、総務などの今まで経験したことのない業務も担当することになります。もちろん不安もありますが、この新たな環境での挑戦を通じて、さまざまなスキルを習得し経験を積むことで、「井口に任せておけば安心」と周囲から信頼される人材へと成長していきたいと考えています。海外での業務や新しい分野での業務は私にとって未知の領域ですが、これを機に多角的な視点を養い、柔軟かつ幅広い対応力を身につけ、会社にとって必要不可欠な存在になれるよう、全力で取り組んでいきます。
(2024年9月当時のインタビュー内容です)