HEALTHCARE
BUSINESS

ヘルスケア事業

医薬品製造を支え、
社会に貢献する

ヘルスケア事業本部は、主に医薬品の分野において、検査装置、包装機械、製剤機械等を提供しています。中でも市場シェアの80%を占める錠剤外観検査装置は、グループ会社の第一実業ビスウィル(株)などの装置メーカーとともに製造・販売し、医薬品製造における複数の製造工程に対して、高付加価値なソリューションを提供しています。また、新薬の開発段階から世界最先端の情報・技術を提供し、広く社会に貢献しています。

KAWABATA DAIKI 川端 大樹 ヘルスケア事業本部 営業第一部 2015年入社 経済学部 国際経済学科 卒KAWABATA DAIKI 川端 大樹 ヘルスケア事業本部 営業第一部 2015年入社 経済学部 国際経済学科 卒

お客様と同じ責任意識を持つ

私が営業として大事にしていることは、お客様が自社製品を作ることと同等の責任意識を持って仕事に取り組むことです。それを疎かにしては、お客様から信頼されることはないと思っています。医薬品は命に直結する製品であるため、その製造方法や工程にわずかなミスや間違いがあれば、患者様の生命に影響を及ぼしかねません。そのためお客様である医薬品メーカーの製造や品質管理に対する意識や要求のレベルは非常に高いです。従って私たちも高度な専門的知識と正確性が要求されます。設備の提案を行う際にも医薬品製造のガイドラインや規定を遵守し、製造現場であるクリーンルーム内での操作性も考慮するなど、一つひとつ緻密に仕様を練って提案を組み立てていきます。これは非常に根気のいる作業で、仕入先メーカーとも緊密な連携が必要です。受注までの道のりが長い分、信頼して任せていただいた時の喜びは非常に大きいです。また一つひとつの案件から得られる経験値や知識、人脈も多く、自らの成長が次の営業活動でより高い付加価値を提供することにもつながるため、やりがいを持って仕事に突き進むことができます。

目先の利益よりも、関係者の思い

新人時代、早く結果を出したいと焦るあまり、結果的にお客様や仕入先メーカーに迷惑をかけてしまったことがありました。それ以来、お客様をはじめ仕事で関わるすべての人の気持ちを尊重することを大切にしています。機械の使い手と作り手それぞれの人の気持ちに寄り添い、「この人たちのために何かしたい」という思いが、仕事への強い原動力になります。さらに、お客様の気持ちを理解して何に困っているのかを把握できれば、ニーズの本質も見えてきます。例えば、あるプロジェクトで他社が本命と言われる中、最終的に全ての装置の導入を私に任せていただいたことがありました。現場に何度も足を運び、お客様の声や思いに耳を傾け続けて、どうすれば品質を担保しつつ、オペレーターが安全で使いやすいものにできるかをメーカーと一緒に試行錯誤しました。そして生まれたアイデアを盛り込んだ提案の結果、無事採用して頂きお客様から好評の声を頂きました。「お客様のために」という思いが実を結んだことを、とても誇りに思いました。

自分にしかできない仕事になる

私が掲げる今後の目標は、部内の誰も経験したことがない案件に挑戦しやり抜くことです。現在商談中のプロジェクトがまさにそれに該当し、メーカーと何度も協議しながら提案を進めています。プロジェクトを預かる立場として大事にしていることは、お客様の現場、経営層など使い手側のメリットを常に考えることです。納入後20年以上に渡って使っていただく設備なので、納入後の不具合が起こりにくく、ミスが起こらないように、現場のオペレーターの目線に立つことがとても重要です。また新しい設備の導入で生産が効率化すれば、経営面でも大きなメリットがあります。そのために生産の効率性・機械の耐久性・安全性・使い勝手・価格など、さまざまな要素のバランスを慎重に考慮して、提案することが求められます。単に出来合いの機器を組み合わせるのではなく、お客様のニーズを取り入れた提案をすることが自分にしかできない仕事につながると信じています。高度な専門知識と緻密な立ち回りが要求される仕事で大変ですが、その分やりがいもあります。現在商談中の案件をやり抜くことで、お客様からの信頼を勝ち取り、そして頼っていただける存在になれると信じています。そのために関係者との意思疎通を綿密にし、日々営業活動に取り組んでいます。

(2020年9月当時のインタビュー内容です)

ENTRY エントリーはこちらからENTRY エントリーはこちらから