PLANT & ENERGY
BUSINESS

プラント・エネルギー事業

可能性広がる産業発展を根底から支える

プラント・エネルギー事業では、石油・化学、製紙・製鉄の分野において、各種設備や装置、システム等を提供しています。近年は、バイナリー発電やバイオマス発電等、次世代に必要不可欠となる再生可能エネルギー分野にも注力。常に時代の一歩先を読み、機械・技術・サービスが一体となった高度なソリューション提案で、基幹産業を根底から支えている事業です。

KONISHI
										KENJI 小西 賢治 2004年入社 工学部 資源開発工学科 卒KONISHI
										KENJI 小西 賢治 2004年入社 工学部 資源開発工学科 卒

最先端技術開発を支える

ミッションは世界トップレベルにある日本の化学・素材分野を支えること。私はプラント・エネルギー事業本部で、化学プラントを持つ大手化学会社を担当し、化学製品や素材の製造プラントで使われる、あらゆる各種装置や設備を提案しています。日頃からお客様との密接なコミュニケーションを通じて、情報をキャッチして技術開発の方向性を見極め、ニーズに合わせた機器を提供していきます。お客様がより高品質・高機能な製品や新技術を開発する際には、その研究開発担当とともにどのような装置が必要なのかを検討し、最適なものを提案します。その一例が、いまIT機器や自動車などの分野で注目されている新素材を利用した最先端技術です。その開発を手がけるメーカーと技術の検討を実施。製造に必要な装置を調達するために、DJKの強みであるグローバルネットワークを活かしてリサーチを行い、海外メーカーを発掘して仕入れ・導入に漕ぎ着けました。自分たちの仕事がこうした新たなテクノロジーの実現に必要不可欠で、新世代の技術領域に貢献できることは大きな誇りです。

自らのアイデアでビジネスをつくれる

若手やベテランの区別なく、社員が自分からアイデアを出して新ビジネスの立ち上げにチャレンジできる環境があります。私自身も現在、新しいビジネスモデルの構築に取り組んでいます。着目したのは、新規にプラントを建設する際に低炭素型の装置を導入することで、国の補助金が活用できる制度。これを利用したプラント建設をお客様に提案することで、CO2削減に取り組む企業に貢献できるだけではなく、最終的には社会貢献にもつながるというモデルです。この新しいビジネスモデルに対しては、国内だけではなく海外からも問い合わせが入るケースが出てきて、可能性が広がってきました。このほか、コロナ禍で製造現場を視察するのが難しい状況の中、ベンチャー企業が開発した、リアルタイムで現地と会話をしながら工場の視察ができるオンライン360度カメラシステムを導入し、DJKならではの付加サービスを提供。更に、DJKの強みである海外展開に協力をしています。SDGsやサステナビリティなどの社会で話題になっていることに目を向けたり、コロナ禍で困っていることの解決策を考える。また、自分が興味を持ったところを深堀りする。お客様との会話の中で、いろんなヒントを見つける。それらをビジネスにつなげていけるのも、この仕事の面白さです。

海外でゼロからビジネスの立ち上げを経験

入社8年目でベトナムに赴任した際には、現地で何を行うか決まっていない状況の中で、ゼロから事業を立ち上げる経験もしました。それがベトナムに製造拠点新設を計画する日本企業から受注したプラント建設工事で、2年間にわたって製造ラインの設計から工事の管理、完成まですべて手がけました。プラント建設に必要な装置や機械を日本、米国、中国などから調達して組み合わせたり、米国のエンジニアを招いて技術的なコンサルティングを受けるなど、まさにグローバルなプロジェクト。言語も習慣も異なる人たちとモノをつくり上げていくのに心を砕いたり、不測の事態に泊まり込みで対処したり、試行錯誤の連続でしたが、先頭に立ってマネジメントをしたのは貴重な経験になりました。そして、通常であればお客様が手がける業務を自分たちで行うことで、プラント構築に必要な新たな気づきを得て、経験値が10倍にも20倍にも高まったのを感じています。苦労の大きさに比例した達成感が得られたのに加えて、お客様からは感謝の言葉もいただき、まさに感無量でした。今は本社勤務ですが、今後もグローバルなビジネスに携わっていきたいと考えています。

(2021年8月当時のインタビュー内容です)

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